産前にこそ必要!骨盤矯正で目指せ!安産!!②

前回は骨盤の動きと産前の骨盤矯正の必要性をお伝えしました。

今回は、引き続き産前の骨盤矯正の必要性のなかでも、妊娠中の反り腰と関係する難産についてお伝えします。

 

◆妊婦さんのほとんどが反り腰!?

 妊娠6ヶ月頃になると、お腹のふくらみは見た目にもハッキリわかるようになってきます。

お腹が大きくなるということは、「重くなる」ということ。この時、お腹はカラダの前方に突き出すように位置しています。つまり重心がカラダの前側にかかる、ということです。

そのままだと前に倒れてしまいますので、腰を反らすことで重心を中心に戻しているのですね。ちなみにこの姿勢は、多くの場合、赤ちゃんの抱っこのために産後も続きます。生まれたての赤ちゃんは3kg前後ですが、1歳にななる頃には平均体重は10kg弱程度になります。

日々10kgを抱えて無理な姿勢をする・・・。考えただけでも腰が痛くなりそうですね。

 

◆反り腰は妊娠中の腰痛の大きな要因!

 反り腰は腰回りの筋肉を必要以上に使うため、腰への負担も大きくなります。さらに妊娠中であれば、お腹の重みも加わるため、腰痛になっても何の不思議もありません。

また、強い反りの角度が椎間板にかかる圧を大きくしてしまい、椎間板ヘルニアの発症リスクが高まったり、股関節への負担が増えることで骨盤のゆがみや股関節の痛みを誘発する恐れもあるのです。

 

◆難産になりやすい恐怖の反り腰

 とはいえ、反り腰でも痛みや不調がない方もいらっしゃるでしょうし、特に不具合がなければ「まぁいいか」と済ませてしまいがちなのが姿勢です。

でも実は、反り腰が原因で難産になることもあるのです。

腰の反りが強いと骨盤とその内部の子宮は前側に傾きます。

すると、子宮の出口付近(子宮頚管)から産道(膣)にかけてが大きな曲道になってしまうのです。赤ちゃんは分娩時にカラダを回旋させながら産道を通りますが、産道が曲がっていては、スムーズに進めません。場合によっては赤ちゃんの頭がお母さんの尾骨に頭が引っかかるなど、思うように分娩が進まなくなってしまう可能性もあるのです!

反り腰であるために難産になってしまうと、ママだけでなく、お腹の赤ちゃんにまで大きな負担がかかってしまうのですね。おなかが大きくなるとつい反り腰になりがちですが、反りすぎに注意してください。

著者プロフィール

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福嶋靖子
「家事や育児疲れで困っているママさん達の力になりたい」という想いで、自身の育児経験と整体師としてのノウハウを活かした施術やアドバイスは、ママさん達から熱い支持を受けている。2児の母。

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