84%の人が体を支える3本の足のアーチに異常あり?!

体のバランスの土台になる足。なんと84%の人の足のアーチが崩れているそうです。

今回は、体のバランスを良くするために、整体施術の中でも重要なポイントになる「足のアーチ」について書いていきます。

◆3つある足のアーチの機能・役割

走る、歩くなどの運動機能は、土踏まずのアーチが担っていて、アーチには外側縦アーチ、内側縦アーチ、横アーチの3つがあります。

このアーチには、非常に大切な3つに役割、機能があります。

第1の機能は、立った状態で姿勢をしっかり保持するための安定性。

第2に、歩行やランニング、スポーツなどの運動の際に動く力を地面に確実に伝える機能。

第3は、クッションのように働くことで体重や過度の力を緩和し、衝撃を吸収する機能。

私達人類が、二足歩行できるようになったのは、足裏にこのアーチが形成され、発達・完成されたことによるものです。

アーチは非常に柔軟性に富み、動きによる足の複雑な変化に対応できるフレキシブルな機能を持ち、バネ効果で衝撃を吸収すると同時に反発弾力性も併せ持つ、まるで最先端素材のような優れた性質を有しています。

このアーチが正しく機能することで、長時間立ったり歩いたり、運動したり出来るのです。

◆足のアーチの崩れが多くの障害を引き起こす

ところが現代人の多くは、運動不足、靴を履いた生活などの生活様式の変化に伴い、足のアーチが崩れ足が正しく機能していません。

1999年の東京厚生年金病院の調べでは、正常足はたったの16%、実に84%の人のアーチが崩れ、中でも74%の人のアーチが過度に内側に倒れ低下した「外反足」という状態だったそうです。

この比率は、現在ではもっと増加している可能性が大いにあり、このアーチの崩れによる機能低下が、足の疲れやむくみなどの様々な足のトラブル、膝や股関節、腰痛などの障害を引き起こし、ひいては体全体に悪影響を与える原因になります。

◆足のアーチを理想な形にしていこう

カラダの良いバランスの土台を作るために、足のアーチを理想な形にすることが大切です。今回は、足のアーチを改善させるエクササイズを紹介します。

(1)竹踏みエクササイズ

①土踏まずより少し踵側の部分と竹の頂点が一致するように踏みます。
②20秒程度かけてゆっくりと体重をのせていきます。
③膝を軽く左右に揺らし振動を与えてください。

図1.jpg

*痛くない範囲で行うことと、慣れない最初のうちは、片足ずつ行って下さい。

(2)楔状骨内方エクササイズ

①左手で、内くるぶしより指一本分下を持ちます。
②右手で、下の写真のように足の甲から裏側にかけてつかみ、内側へ向かって右手を動かします。

図2.png

(3)足趾伸展エクササイズ

①足部に痛みがない場合は、体重をかけた状態で足指を反らせるストレッチを行います。
②左右で10秒・各3回くらい行って下さい。

図3.jpg

図4.jpg

*外反母趾などで痛みがある場合は、痛みのない範囲で行って下さい。

皆さんもたまには、靴のかかとの減りなどをチェックして、靴の修理や交換をするように心掛け足の健康を保ってくださいね。

著者プロフィール

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加賀谷慶太
「カラダの不調で苦しんでいる人の助けになりたい」という思いで千葉県八千代市に東葉コンディショニング八千代院を開院。その後、千代田区東神田にも東葉コンディショニング東京院を開院。 八千代院、東京院合わせて年間2万回以上も施術する整体院になる。独自の整体療法「QPR法」で高齢の方からスポーツ選手まで幅広い年齢層の方を健康に導く。書籍「腰痛解消!神の手を持つ15人」へ3回連続掲載。日本テレビの「スッキリ!」や千葉テレビなどメディア出演も精力的に行う。

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