ツラい寝違え 春に要注意

4月になり新年度を迎えていますが、通勤や仕事、スマホやパソコンの使い過ぎなど新たな環境での生活で、お体が疲れていませんか?

疲れている時に突然襲ってくる「寝違え」について今回は書きたいと思います。

◆春に多くなる「寝違え」

 寝る前は何ともなかったのに、朝起きたら首から肩にかけて激痛が走り、首を全く動かせなくなる「寝違え」。経験した方も多いと思いますが、寝違えは本当にツラいですよね。

実は、4月からの新生活の疲労が蓄積し、さらに歓迎会などが多くなる春先は、寝違えが多くなる季節です。

寝違えは、起床時に起きる頸部や肩甲骨周辺部の急性の痛みを指します。頭を傾けたり、振り向けなくなったりと症状は様々ですが、関節の動く範囲が狭まる点は共通しています。

では、寝違えはどんな時になるのかというと、熟睡時不自然な姿勢のまま筋肉や腱が伸びたままになると、頸椎や背骨に過度な負荷が掛かります。そうなると血行不良や神経を傷めて炎症を起こし、寝違えを起こすと考えられています。

注意したいのは、飲酒の後・・・。深夜に帰宅してそのままうつぶせで寝てしまう。これは寝違えを起こしやすい行動パターンです。

 ◆「寝違え」になったらどうすればいい?

寝違えを起こしたら、どのように対処するか。激しく痛む時は、痛みの出ない姿勢をとって安静にするのが一番。冷やすのか温めるのかについては、最初はアイシング(注1)をして炎症を抑え、24時間後、もしくは少し痛みが軽減したら温めるのが基本です。

通常は、1週間から10日くらいで症状は自然に回復していきます。 しかし、早くこの激しい痛みを何とかしたい、中々痛みが治らないという方は、当院にお任せいただくのも選択肢の一つ。2~3回通院すれば、だいたい痛みは解消していきます。

 ◆「寝違え」を予防するには?

寝違えによくなる方は、デスクワークや車の運転、重いバッグをいつも肩に掛けているなど、首から肩、背中にかけて慢性的に筋肉が緊張状態になっている方が多いです。

寝違えを予防するには、

  • 首や肩周りのストレッチで筋肉の緊張をほぐす。
  • ゆっくり湯船に浸かりカラダを温める。
  • 入浴後は体が冷える前に必ず就寝する。

など、筋肉の柔軟性を保つ工夫をして下さい。

それから、マットレスの沈み具合、枕の高さや形状なども寝違えの発症と関係が深いとされているので寝具も自分に合うものを使用するようにして下さい。

 ◆最後に「寝違え」時、絶対知っておきたい技を!

寝違えになると首の激痛で起き上がるのも大変になります。そうなるとトイレに行くのも四苦八苦します。

そんな時の必殺技を教えます。

以上のように寝違えの原因は、日頃の生活習慣に多くの原因があります。

日頃から首、肩まわりに疲労を溜めないようにメンテナンスをして寝違えが起きないカラダづくりをしていきましょう。

(注1)▼ アイシングの方法 ▼

家庭でも出来る手軽なビニール袋を使用した方法を説明します。

●ビニール袋を用意し、氷を15~20個くらい入れ、更に水を少量加えます。(水と氷を混ぜて使えばその温度は零度になるので凍傷を防ぎます。)

●アイシングをする時間は、

  •  最初に「ジ~ン」とした痛みのような感覚。
  •  次に「ポッ、ポッ」とするような温かい感覚。
  •  そして「ピリピリ」した感覚が生じ、最後に感覚がなくなる段階に入ります。

人によって異なりますが、この感覚鈍麻状態に到達するまで、15~20分を要します。

●炎症の抑制が目的なら、その後1~2時間に1回のペースで3回位繰り返すといいでしょう。

著者プロフィール

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加賀谷慶太
「カラダの不調で苦しんでいる人の助けになりたい」という思いで千葉県八千代市に東葉コンディショニング八千代院を開院。その後、千代田区東神田にも東葉コンディショニング東京院を開院。 八千代院、東京院合わせて年間2万回以上も施術する整体院になる。独自の整体療法「QPR法」で高齢の方からスポーツ選手まで幅広い年齢層の方を健康に導く。書籍「腰痛解消!神の手を持つ15人」へ3回連続掲載。日本テレビの「スッキリ!」や千葉テレビなどメディア出演も精力的に行う。