膝痛ゴッドハンドが教える究極の膝痛解消法

「最近、膝に痛みを感じる」「膝が痛くて歩くのがつらい」・・・年齢を重ねるにつれ、こういった膝の痛みを訴える人が増えてきます。運動不足だと思って筋トレをしたり、軟骨がすり減っているからだと思ってサプリメントを飲んだりしても一向に膝の痛みがとれない…。そんな慢性的な膝痛に悩んでいる方に役立つ記事です。

40歳以上の変形性膝関節症患者は2,530万人以上と推測されます。(男性860万人・女性1,670万人)ほうっておくと膝の痛みで歩くことも困難な状態になり、しゃがむ、椅子から立ち上がる、階段の上り下りなどの日常生活を送る上での動作にも支障をきたします。老後に旅行を楽しみたい、ゴルフやテニスをしたいなど膝の痛みが悪化すると、安心して余生を送ることも難しくなるでしょう。

日本は高齢化が急速に進み“超高齢化社会”を迎え、加齢に伴う膝痛を訴える患者急増中です。そうならないように膝について知って頂き、充実した人生を送ってもらいたいと思います。では、最初に膝の構造について理解しましょう。

◆膝関節の構造

膝関節は、脛骨(すねの骨)の上に大腿骨(太ももの骨)が乗り、大腿骨の前面についている膝蓋骨(ひざのお皿)の3つの骨から出来ています。機能的に、「独立して」動くことはほとんどなく安定性重視の関節ですが、大腿骨と脛骨の関節面ではよく適合していないため、骨状の安定性はあまりなく軟部組織によって主な安定を得ている関節です。

膝関節は体重を支え、衝撃を吸収する働きをしていますが、歩行時には体重の約2~3倍の力が加わり体重が60キロの人なら約120から180キロもの負担が掛かっています。



484823.jpg

・関節軟骨・・・大腿骨と脛骨の表面は、固い骨同士が直接ぶつからないよう、滑らかで弾力性に富んだ「関節軟骨」という組織で覆われている。
長年の膝の動きですり減りやすい部位だが、関節軟骨には血管も神経も通っていないため、すり減ると治りにくい一方、多少すり減っても痛みは起こらない。
・関節包・・・・膝関節全体を包む袋
・滑膜・・・・・関節包の内側を覆う膜で、「関節液」を分泌したり吸収したりする。
・関節液・・・・関節包を満たす液体。関節を滑らかに動かし、関節軟骨に栄養を与える重要な役割を担っている。健康な人の関節液は1~3㎖程度。
・半月板・・・・大腿骨と脛骨のすき間にある半月上の軟骨。半月板は、膝関節を安定させ、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしている。
・靭帯・・・・・骨と骨をしっかりとつなぎ、膝関節が前後左右にぶれないようにしている強靭な繊維の束。膝関節には、外側側副靭帯、内側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4つの主要な靭帯があります。


大腿四頭筋は、脚の付け根から出て太ももを覆い、腱で膝蓋骨につながっています。膝関節を支え安定させている筋肉であり加齢によって筋力が衰えると、膝関節への負担が大きくなり、関節軟骨などがすり減りやすくなることがあります。

膝蓋骨からは「膝蓋腱」を経て、脛骨粗面に付着しています。また、太ももの後ろにあって、膝を曲げる働きをしているのが「大腿二頭筋」などからなる「ハムストリングス」という筋肉群です。膝関節は、大腿四頭筋やハムストリングスをはじめとする多くの筋肉や腱により、曲げ伸ばしが可能となっています。

◆膝痛の代表的な疾患

整形外科で診断され来院する来院者の代表的な疾患名と症状

■変形性膝関節症■

原因:加齢に伴って増え、膝の痛みの原因の中でも割合が高い病気。長年、膝関節に負担が掛かり続けると、「関節軟骨」や「半月板」などの軟骨が、だんだん弾力性を失い、変性したりすり減ったりして起こる。
症状:膝関節が変形して歩きにくくなり階段の上り下りなどで、膝に負担が掛かるときに痛みが生じるようになる。

■関節リウマチ■

原因:病院では、私たちの体を細菌やウイルスなどの外敵から守るための「免疫」の働きに異常が起こり、自分の体の一部を誤って攻撃するためと考えられている。
症状:左右両方の膝が痛む。安静時にも痛む。痛みとともに発熱があり、全身がだるい。1日のうち、症状の強いとき弱いときがある。膝に水がたまって腫れる。X脚O脚などに変形する。膝蓋骨の表面に、小指大~親指大のしこりができることがある。

■痛風■

原因:食べ過ぎや運動不足の生活習慣で、尿酸値が高まり、関節に結晶がたまる。それが原因で炎症が起こり、強い痛みが突然起こる。
症状:働き盛りの男性に多くみられる。足の親指の付け根の関節が赤く腫れて激しく痛むことが多い。人によっては、痛風による発作が膝関節に起こることもある。夜中に痛む。安静時も痛む。通常、4~5日すると治まるが、再発を繰り返す。

■偽痛風■

原因:痛風と同じく関節に結晶がたまることが原因で炎症・痛みが突然起こる。痛風と違い尿酸値は正常。
症状:高齢者に多い。膝関節に炎症が起こると、膝が腫れて激しく痛む。夜間や安静時にも痛む。痛風と違い腫れなどの症状が慢性化することはない。変形性膝関節症との合併が多い。

■オスグット・シュラッター病■

原因:成長期にサッカーやランニングなど、下肢をよく使う種目を続けていると起こることがある。症状:運動時に膝蓋骨の下の方が痛む(大腿四頭筋の脛骨への付着部) そこが出っ張ることもある。

■ジャンパー膝(膝蓋腱炎)■

原因:バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプする動作の多いスポーツで、膝蓋腱に炎症が起きて、痛みが出る。
症状:膝蓋骨の上、または下が痛む。運動をすると痛み出すが、体が暖まってくると痛みが軽減しやすい。

■ランナー膝■

原因:ランニング等のやり過ぎで、臀部、下肢外側の緊張が強まり、大腿骨と腸脛靱帯が擦れて炎症が起こる。
症状:ランニングした時や、階段・坂道を下りる時に、膝の外側に痛みが出る。

■脛骨の疲労骨折■

原因:使い過ぎによって、脛骨に亀裂ができる骨折
症状:運動時の骨折部の痛み。

◆病院での膝の痛みの治療法

保存療法
病院での膝痛の治療方法としては手術をしない保存療法が基本です。保存療法にはリハビリテーション、装具療法、薬物療法などがあり、これらを組み合わせて行われます。手術療法は、保存療法で効果が得られない場合に選択されます。膝の腫れや変形の少ない初期の状態では、湿布・痛み止めの飲み薬等の消炎・鎮痛剤を処方されます。炎症が強い場合は、膝関節にヒアルロン酸を注射したり、関節腋が溜まっていれば注射で抜いたりします。

■薬物療法
消炎鎮痛剤を内服する、外用剤(湿布)を服用する。

■関節内注射:ヒアルロン酸の注入。(関節軟骨の保護作用、軟骨修復作用、鎮痛作用)ヒアルロン酸は、関節の内部を満たしている関節液の主成分です。変形性膝関節症になると、炎症により関節液が増えることと関節液のヒアルロン酸が分解されることにより、ヒアルロン酸の濃度が減り、粘り気や弾力性が低下してしまいます。ひざにヒアルロン酸を注射して補うと、関節液の粘り気や弾力性が一時的に回復します。その結果、ひざの痛みが改善するのです。しかし、ヒアルロン酸注射の効果は短期的であり、決して長期間は続きません。

■理学療法
温熱療法を行う。大腿骨四頭筋(太ももの前面の筋肉)の強化をする。運動療法を行う。屈曲拘縮(伸びない)の改善をする。

■運動療法
適切な運動療法を行うことによって、体のバランス能力が改善したり、関節のまわりの筋肉が鍛えられたりします。その結果、ひざの安定性が増し負担が軽くなり、痛みがやわらぎます。
ひざに負担がかからないようにひざの曲げ伸ばしをはじめとするストレッチ訓練、ひざ周囲の筋肉を鍛えたり、水中ウォーキング、水泳(平泳ぎは除く)またはウォーキングなどがお勧めです。

■装具療法
足底装具を使用する。支柱入りサポーター(不安定なひざ)を使用する。
日本人に多いO脚では、ひざの内側に体重が偏ってかかります。そのためひざの内側の軟骨や半月板がすりへってしまいます。そこで足や靴に装具(靴底)を装着して体重のかかる場所を変える方法が用いられます。写真のような足底板を使用することでひざの内側にかかる体重を多少減らすことができます。

それでは、次はここで膝痛に関する3つの誤解について解消していきましょう。

◆膝痛に関する3つの誤解

①膝痛の原因は老化が原因?

「膝が痛いのは歳だから仕方がない」こんな風に思ってはいませんか?
病院に行き膝が痛いと言うと「50代でも老化が原因」「70代でも老化が原因」といわれることも少なくありません。

確かに年齢によって関節が変形してしまうことはやむをえません。

ですが、おかしいと思いませんか?老化が原因なら膝が痛くなったあなたより年上の人は、もれなくみんな膝が痛いということになってしまいます。膝にどれだけ負担をかけ続けてきたかという年月という意味では年齢も関係してきますが老化だからと言って必ず膝に痛みが出るわけではないのです。

②膝の痛みの原因は軟骨がすり減るから?

「軟骨のすり減りが膝痛の原因です」

「膝の痛みには軟骨を再生させるサプリメントがいいと聞いたから飲んでいる」

こんな話を聞いたことはありませんか?人体には約350ヵ所関節があります。
骨と骨が接する部分は、硬い骨同士が直接ぶつからないようにクッションの役割をする関節軟骨で覆われています。この関節軟骨がすり減ることで膝に痛みが出るというのですが、それは本当でしょうか?実は軟骨には痛みを感じるセンサーがないのをご存知でしょうか?
皆さんは髪の毛を切ったり爪を切ったりして痛みを感じますか?
髪や爪にも痛みを感じるセンサーがないので、軟骨と同様に痛みを感じることはありません。軟骨がすり減るだけでは関節に痛みは出ないということです。
ただし軟骨が磨り減るくらいそこに負担がかかっているのは事実なので、その周りの 痛みを感じるセンサーのある組織が痛みを起こしているというわけです。

③膝が痛いのは体重が重いから?

「太っているから痩せないと膝の痛みがとれない」
「運動しないと痩せられないけど、膝が痛くて運動ができない」

そんな風に考えてはいませんか?
膝関節の構造の部分でもお話しましたが、膝には日常動作で体重の約2~3倍もの負荷がかかると言われています。体重が60㎏の人の片足にかかる負荷は90㎏ですが、80㎏の人の片足にかかる負荷は120㎏になります。体重が重い方は膝の関節にかかる負荷が大きいのは事実です。

しかし、痩せているからと言って膝の関節に痛みが出ない訳ではありません。しかも両膝が痛くなるのではなく、まずどちらか片方の膝が痛み、かばっているうちに反対側の膝も痛めるという方がほとんどです。体重だけが原因なら片方の膝だけ痛みが出るというのは変な話ですよね。体重が重いからと言って絶対に関節に痛みが出る訳ではないということです。しかし体重は重過ぎないにこしたことはありません。

膝痛に関する誤解は解けたでしょうか?老化でも、軟骨がすり減っていても、体重が重くても、必ずしも膝に痛みが出るというわけではありません。それでは何が膝痛の原因なのでしょうか?それは日常生活での誤ったクセによる歪みの影響が大きいです。

◆膝痛の原因は?

膝痛の原因は日常生活のこんな動作に隠れています。


・長時間立ちっぱなしの時に片足に体重をかけている
・重い荷物を持ち上げる時に腰が丸くなり膝の前側の筋肉に負荷をかける
・急激にしゃがむような膝を曲げる行為をする
・過度な運動をしたあとケアをしない
・足を組んで座る
・足をずらして正座
・横座りや、女の子座り


この中でも特に気をつけてもらいたいのが「座り方」です。 皆さんは普段どのような座り方をしていますか?椅子に座るとき足を組んで座っていませんか?正座で座るとき片側に足を流して座っていませんか?このような座り方をしていると身体がその状態の歪み方を覚えてしまい、常に足を組んでいる状態が普通だと認識してしまいます。それにより骨盤など様々な部分に歪みが出てしまいます。骨盤に歪みが出てしまうと、歩くときなどに体のバランスが悪くなり歩き方がおかしくなってしまいます。そしてその状態のまま、さらに先ほどの動作をしてしまうと膝への負担が増えてしまうのです。これが日常動作のクセによって現れる膝痛の原因です。

◆東葉コンディショニングの膝痛回復理論

カラダの歪みと痛みの関係.png

東葉コンディショニングには、「病院で手術を勧められたが、不安で踏み切れない。手術ではない方法を試してみたい」といった方や「何ヶ月も病院で保存治療をしているが、あまり効果を感じない。他の治療も試してみたい」、「色々な治療院に言ったがなかなか治らない、なんとかして欲しい」という方が来院され、症状改善へと至っている方が大勢いらっしゃいます。

ではなぜ、病院の治療ではなく東葉コンディショニングの整体法「QPR法(クイック・ペイン・リリース法」を受けて多くの膝痛の方が改善するのか?
ここで、東葉コンディショニングの膝痛に対する考え方と、施術方法をご紹介します。

東葉コンディショニングでは、
・日常生活での姿勢不良、カラダのゆがみによる股膝節部への過剰な負荷
・スポーツなどによる過剰な膝関節部への負担
・不規則な生活習慣による自律神経の乱れ
・悪しき食習慣による内臓疲労
・心理的ストレス
などで、一部分の関節に多くの負荷が掛かったり、筋肉の過緊張状態が血液・リンパ液などの体液の循環悪化を招きカラダに疲労が蓄積することで、膝痛が発症すると考えます。

そこで、膝関節痛を根本的に改善させていくためには、まずカラダのゆがみを改善させることが大切と考えています。カラダのゆがみを改善させることで、過度に負荷がかかっている関節や緊張状態の筋肉の状態を改善させ、血液やリンパ液の循環を促進します。
さらに、生活習慣や心理的ストレスの改善も同時に行うことで、自律神経の正常化を図ります。そうすることで、自然治癒力が正常に働き始めカラダの各組織が修復され症状が改善されていきます。

カラダに蓄積する疲労よりも、カラダを回復させる自然治癒力の力が上回るようになることで、膝痛が再発しないようになっていきます。

◆膝痛ゴッドハンドの施術法

では次に、年間2万回以上の施術実績を持つ東葉コンディショニングの膝痛解消の施術ポイントを一部ご紹介します。

膝関節の症状は、腰椎・骨盤の歪みやねじれ、股関節の転位、足首の内反・外反などとの関連によって起こるケースが多いため、体全体のバランス、股関節周辺の筋肉の
状態など、他の部位との関連に注意して評価します。

背骨は、体重の10%といわれる頭の重さを支えています。成人の頭の重さは6~8kg = ボーリング玉の16ポンド(7.2kg) 。その頭の重さを支えているのが脊柱の生理弯曲と言われるS字カーブの構造です。このS字カーブは動物の中では人間にだけあるもので、バネの役割をしており、衝撃を和らげたりバランスをとったりしています。その生理弯曲が正しければ膝への負担が軽くなります。下の骨盤と膝の関節の絵を見て下さい。

s-hizakansetu1.jpg

左右の膝関節が変形して悲鳴を上げています。そして、骨盤も泣き顔になっていますね。これは膝関節がバランスを崩したことによって骨盤を歪ませている絵です。逆に骨盤が歪んでいれば膝関節に掛かる負担も大きくなります。片方の膝が痛くなると、その後、痛くなかった側の膝や腰にも痛みが出てくることが多くありますが、これは痛い方の足をかばうようになり、からだの重心(バランス)が崩れてしまうからです。

そのため当院の施術は膝関節だけでなく、からだ全体の歪みや捻れを取って、全身のバランスを整えていくことを大切にします。生理的湾曲が崩れ、骨盤が後傾するとお尻から太ももの筋肉が弛み立ち座りをする際などに太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋が使われてしまいます。本来補助的な役目をするこの筋肉が過度に使われることによって膝周辺に痛みを出していることもあります。

他にも膝につく筋肉が骨盤に付着している部分も多いので東葉コンディショニングでは最初に生理弯曲を作るところから施術を開始します。

【生理弯曲の形成・骨盤、股関節の機能改善】

膝痛の特徴として、生理弯曲の消失、骨盤のゆがみ増大、股関節部周辺筋肉の硬化、股関節の機能不全が上げられます。特に股関節からの影響を受けやすく、これらの状態を解消していくために、カラダ全体のバランス調整をするとともに、膝周辺の筋肉の緊張を取り生理弯曲の正常化、骨盤のゆがみ解消、股関節の機能改善を図っていきます。

 <施術方法の一例>

●脊柱の生理弯曲の正常化

よつんばいで生理湾曲をつける.jpg

脊柱の生理弯曲の正常化を図るため、写真のように施術台に上半身の半分程度が乗るように四つん這いの姿勢になってもらいます。体の前側に重力が掛かるため、後弯していた腰部脊柱が徐々に前弯を取り戻し、元の自然なS字カーブが形成されていきます。同時に、腰部周辺の緊張と骨盤全体の歪みが改善されていきます。四つ這いの姿勢をとることで、内臓から骨盤に掛かる圧迫を一時的に緩和することができ、骨盤周りの調整や生理弯曲の形成を行いやすくなります。また、四つ這いの姿勢の状態のまま、足首を回転させることで下半身全体の筋肉に牽引を掛け、下肢の緊張を緩和させることも目的としています。

  <施術方法の一例>

●骨盤調整

IMG_8777.jpg

うつぶせになり膝を曲げ、両手を広げて胸を床につけます。顔はアゴをつけ、まっすぐか膝を曲げている方を向き、曲げた状態で寝てもらいます。*この時、顔の向きと膝を曲げる方向を同じにしないと、体がねじれてしまいます

この状態で骨盤をゆっくり揺らすように動かすことで歪んでしまった骨盤の位置を整えていきます。逆方向も同じように調整していく事で、骨盤全体のバランスを整えていきます。

  <施術方法の一例>

●股関節筋肉へのアプローチ後面

ハムストリリース.jpg

●股関節筋肉へのアプローチ前面

IMG_8799.jpg

膝に痛みが出ている場合、股関節周りの筋肉が過緊張を起こしていることで股関節の動きをかばって、膝に負担がかかっていることがあります。うつ伏せの状態で、大腿部や股関節周辺の筋肉に軽く触れながらゆりかごを揺らすようにゆっくり動かします。可動範囲の限界まで、徐々に揺らしながらハムストリングス・殿筋、仰向けになり内転筋・腸腰筋といった股関節周辺の筋肉の過緊張を深部から弛めていきます。

●股関節モビライゼーション

長い間股関節の周辺の筋肉が固まっていた場合、股関節の滑り転がりといった正常な関節運動ができなくなってしまいます。屈曲可動域を改善させ正常な関節運動ができるようにします。股間節モビライゼーション.jpg

【胸郭アライメント調整】

東葉コンディショニングでは、体幹の機能不全の中でも胸郭のゆがみが股関節に与える影響も診て、ゆがみを治し可動の正常化を図ります。胸郭とは、胸椎(脊柱の一部)、胸骨、肋骨からなる胸部の骨格のことをいい、骨盤とともに体幹部を構成しています。胸郭は、利き手の存在やスポーツにおいては投球やスイング動作など一方向に偏ったカラダの使い方、いつも片側一方を下にして横向きで寝ているなどのクセから非常にゆがみやすい箇所になります。

胸郭のゆがみは、下肢の関節の動きにも深い関わりがあります。

こちらの動画をご覧下さい。これはうつ伏せになり骨盤を横に引き上げている状態です。右を上げるときはまっすぐ上がるのに左をあげる際はお尻が斜め上に引きあがっています。およそ9割の人は胸郭の歪みによってこのような体幹の機能不全を生じ、背中が丸くなることで膝関節は曲がっていくことで影響を与えているのです。

この胸郭のゆがみを解消し膝関節部へ過剰な負担がかからないようにしていくことは、膝痛の症状を改善させていく上で重要になります。

 <施術方法の一例>

●胸郭アライメント調整

胸郭調整.jpg

【下肢アライメント調整】

下肢アライメントとは、股関節、ひざ、足首、足までの配列のことを指します。不安定な二本の足で上体を支えるという、非常に複雑であり、ダイナミックな動作を可能にする人間特有の器官です。

下肢は人体の中でいちばん長くて太い大腿骨などの大きな骨と、それを支える強靭な筋肉群によって構成されています。そのため、一度ゆがみが生じると歩行時や立位時に重心バランスをうまく安定させることができなくなります。下肢はカラダ全体を支えています。そのアライメントが崩れるというこ

また、膝関節は骨の安定性がとても重要です。そのため股関節や足関節の歪みの影響を受けやすい部分でもあるのです。特に下腿が外旋位であることにより引き起こされる、下腿外旋症候群は下肢アライメントを崩し膝にかかる負担を増強させます。

下肢アライメントが整うと骨盤が安定し身体バランスが向上します。以上のことから、膝関節部への過剰な負担を減らし、症状を改善させるために、下肢アライメント調整は非常に重要になります。


 <施術方法の一例>

●下肢アライメント調整

股間節圧着.jpg

外側にねじれた股関節骨頭を内方に調整していきます。横向きになり下の足を伸ばし、上の足をクッションの上に曲げて乗せます。下の足の大転子に片方の手の平の上に乗せ大腿を内旋させて下肢のアライメント調整をしていきます。

 

<施術方法の一例>

●膝関節調整

膝が痛いという方のほとんどが膝関節そのものではなく股関節や足首の動きの悪さをかばって膝周辺に付着する筋肉に痛みが出ている方がほとんどです。下肢アライメントを整え、これまで酷使された膝周りの筋肉をリリースしていきます。

<施術方法の一例>

●足部調整

IMG_8827.jpg

足部は、横から見たときアーチ状になっていて、主に前足底(指の付け根)と踵による2点支持になっています。
歩く、走るなどの運動機能は、土踏まずのアーチが担っていて、アーチには①内側縦アーチ ②外側縦アーチ ③横アーチの3つがあります。

この足のアーチが崩れると①身体を支える安定力の低下②衝撃吸収力の低下③運動能力の低下につながり、骨格の歪みや関節の変形、筋肉疲労、など様々な症状に影響を及ぼします。

膝関節の大腿骨が正しい配列になるための土台である足部のアーチを改善することが重要なのです。

カラダ全体のバランス調整、生理弯曲の形成・骨盤、股関節部筋肉群へのアプローチ、股関節モビライゼーション、胸郭アライメント調整、下肢アライメント調整、足部調整
などの整体施術法 によって膝痛になる原因を解消し、症状回復に導いていきます。

◆膝痛の方に意識して欲しい生活上の注意点

・睡眠は、7時間以上とるようにしましょう
出来るだけその日の内(午前0時より前)に横になるように心掛けるとよいでしょう。

・ぬるめのお湯に20分はつかりましょう
入浴すると浮力で股関節への負担が軽減されます。また、血流がよくなることで、カラダの疲労回復も早まります。

・姿勢に気を付けましょう
普段から足を組んでいる人は要注意です。骨盤が歪んでしまいますよ。 


*患部を押したり、揉んだり、叩いたりは、カラダを歪ませる原因になるのでやめましょう!

 

更に膝に痛みが出る人には日常行っているあるクセも原因となっていることもあります。

それでは、ここでAさんが、東葉コンディショニングの施術と普段の椅子の座り方と体操をすることで立ち上がる時に痛かった膝の痛みがなくなった症例をご紹介します。

◆変形性膝関節症と診断され立ち上がり動作で膝に痛みが出た症例

60代のYさんは仕事を退職されてからは特にやることもなく、1日中ソファに座りテレビを見ながら過ごしていました。ある日、いつものようにテレビを見終わって立ち上がろうとした時に右膝の上側に痛みが出はじめたのです。

はじめの頃は痛みが出る時と出ない時があったのですが、それから毎回立ち上がる時に痛みが出るようになりました。そのうち今度は左膝にも痛みが出始めたということで整形外科に行きました。診断は膝の軟骨が磨り減って変形性膝関節症にもなっているとのことです。

そこで筋トレをして膝周りに筋肉をつけるように言われ、書店で膝痛に関する本を買い、そこに書いてある膝の前側の筋肉を鍛える筋トレをするようになりました。それから、1ヶ月毎日筋トレを行っていたのですが今度は朝起きて動き出そうとする時に膝の周り全体が痛むようになったのです。

そこで困り果てたYさんは、パソコンの口コミサイトで評判が良かった、東葉コンディショニングに来院されました。この頃には歩くだけで両膝に痛みが出ていました。待合で座っているときのYさんが立ち上がるときの様子を見ていたのですが、身体を前側に倒しそこから膝に手をついて、ももの前側の筋肉を使って起き上がっていました。まず座った状態で以下の動画の体操をしてもらいました。

・骨盤コロコロ体操

骨盤のゆがみがとれてきたら次は骨盤を動かす体操です。背筋を伸ばして浅めにイスに座り、そのままなるべく肩と頭を動かさないように骨盤を左右交互に上げる動作を10回位行います。この体操は骨盤・背骨の歪み矯正や猫背の矯正に効果があり、普段の姿勢が原因で痛みが出ている方に効果的です。

・シムス位エクササイズ

ご自宅でするのなら、こちらのエクササイズがおススメです。うつ伏せになり、足は膝から曲げます。 両手を広げて胸を床に着けます。顔は曲げた足のほうに向けるか、顎を床に着けてまっすぐ下に向けます。 膝を床に着けたまま、床をこするように曲げた足を左右に10 回程度動かします。反対側も同様に行います。

 

・下腿外旋矯正エクササイズ

椅子に腰かけ、かかとを着けてつま先を浮かせます。足首を反らせたまま、ひざから下を内側に向けます。その状態をキープしたま ま、ひざの曲げ伸ばしを
5~ 10 回行います。ひざの曲げ伸ばしの際には、内ももに力を入れたまま行ないます。

慢性的な膝痛を解消させていくために、骨盤やカラダの「ゆがみ」を整えておくことが大切です。

自分でゆがみを整える方法を知り、エクササイズを習慣化させることをオススメします。

◆慢性的な膝痛を完治させるためには



症状や原因、当院の施術の考え方、エクササイズなどについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

慢性的な膝痛を完治させるためには、膝痛になるプロセスを理解することが大切です。そこを理解していないと根本的な原因が改善されたとはいえず、膝痛を再発させる可能性があります。種類や原因、症状を知ることが治療の第一歩です。他にもそれぞれ膝痛の症状に合わせた記事を用意していますので、是非お読み頂き、ご自身の膝痛解消の足掛かりにしてくだされば幸いです。

日頃の生活の中で姿勢やカラダの使い方のクセを改善することで、できるだけ膝関節部に過剰な負担を掛けず、疲労を溜めないようにしていくことが大切です。どうか、ツラい痛みから開放された健康なカラダを手に入れてください。

 整体院東葉コンディショニングの店舗一覧は、こちらをクリック!23782109_1625213080855563_1874555935_n.jpg

著者プロフィール

著者アイコン
東葉コンディショニング
東葉コンディショニングでは、「痛みと戦うあなたを全力でサポート」を合言葉に、病院や他の治療院に行っても症状が改善しないとお困りの方々と日々向き合っています。独自の整体技術「QPR法」とはクイック・ペイン・リリース法の略で、一般的な筋肉を押したり揉んだりする施術とは違います。優しくカラダをゆらゆら揺らしながら安心感を与え、体の芯からゆるめ歪みやねじれを解消させていくのが特徴的です。安全で効果の高い施術法なので、乳児から高齢者、デリケートな妊婦さんまで、また手術を考えるほどの重症の方も多く来院し違いを実感しています。

関連記事