椅子から立ち上がる時に膝に痛みが出るという方、膝に痛みがあるからといって間違った筋トレをしていませんか?

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椅子から立ち上がる時に膝が痛いという方、筋力が足りないからだと思って、ももの前側を鍛える筋トレなんかしていませんよね?

今回は座っている状態から立ち上がる時に膝に痛みが出る方について書きます。

今まで椅子から立ち上がる時には何ともなかったのに、ある日立ち上がろうとしたら膝に痛みが出はじめた。

「運動不足だし、きっと足の筋力が衰えているせいだ」

そう思い込み行うのが、座った状態で足に重りをつけて足を曲げた状態から伸ばしたりするといった、ももの前側を鍛える筋トレではないでしょうか?

ただ、毎日行っているのに立ち上がる時の膝の痛みは変わらない。

それはなぜだと思いますか?

その理由は、ももの前側の筋肉が弱いからではなく、間違った身体の使い方でその部分に負担をかけすぎてしまっているからです。

この記事を読むとあなたの椅子から立ち上がる時の膝の痛みが、筋力低下ではなく間違った身体の使い方による痛みだということがわかるでしょう。

◆椅子から立ち上がる時に膝が痛くなってしまう人の原因とは?

「膝が痛いから、膝が悪い?」
東葉コンディショニングに来院される方で膝が痛いからといって膝自体に根本原因があるという方はほとんどいません。

多くの場合、生活習慣による他の部分の身体の歪みによって、膝周りの筋肉などに負荷をかけて痛みを出しているケースがほとんどです。

それなのに、ただでさえ負担がかかっている筋肉をトレーニングして、痛みがなくなると思いますか?

膝に負担をかけてしまっている原因をなくすことが重要です。

その原因の一つに間違った身体の使い方というものがあります。

椅子から立ち上がるときに身体を前側に倒して(腰を曲げて)から起き上がるという方は要注意です。

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これは、正しい立ち上がり方ではありません。

なぜこのようなことが起こってしまうのか?

その検査をする為に、まずはうつ伏せになってみて下さい。

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その状態で膝を伸ばしたまま、ももを上げてみましょう(難しいという方は仰向けで膝を伸ばしたまま踵を床に押し付けましょう)。

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次に片方の手でお尻、もう片方の手でももの後ろ側に手を触れてみてもう一度上げてみて下さい(自分ではできない方は誰か他の方に触れてもらって下さい)

この足を上げる瞬間、お尻とももの後ろのどちらが先に力が入りましたか?

本来であれば、まずお尻の筋肉に力が入ってからももの後ろ側に力が入るのが正しい動きになります。

実は立ち上がる時にもこれと同じ動きが行われているのです。

立ち上がる際、一番筋肉に負担がかかるのは座面からお尻が浮く瞬間です。この際、まず最初にお尻の部分に力が入ります。

次に今度はハムストリングスというももの裏側の筋肉が使われ、あとはその反動で正しい立ち上がりが可能となるのです。

ももの前側の筋肉というのは、立ち上がりの際には制御といった、補助的な動きでしか使われていないのです。

立ち上がる際に身体を前側に倒してしまうという方はこのお尻と太ももの裏側の筋肉が使えていないので、ももの前側の筋肉を使って身体を起こします。

そのせいで、ももの前側の筋肉に必要以上に負担をかけ、それが膝の痛みにつながっているという訳です。

それでは、なぜお尻からももの筋肉が使えなくなってしまうのかをYさんの症例で詳しく解説していきます。

◆変形性膝関節症で膝の軟骨が磨り減っていたので筋トレをしていたYさんの症例

60代のYさんは仕事を退職されてからは特にやることもなく、1日中ソファに座りテレビを見ながら過ごしていました。

ある日、いつものようにテレビを見終わって立ち上がろうとした時に右膝の上側に痛みが出はじめたのです。

はじめの頃は痛みが出る時と出ない時があったのですが、それから毎回立ち上がる時に痛みが出るようになりました。

そのうち今度は左膝にも痛みが出始めたということで整形外科に行きました。診断は膝の軟骨が磨り減って変形性膝関節症にもなっているとのことです。

そこで筋トレをして膝周りに筋肉をつけるように言われ、書店で膝痛に関する本を買い、そこに書いてある膝の前側の筋肉を鍛える筋トレをするようになりました。

それから、1ヶ月毎日筋トレを行っていたのですが今度は朝起きて動き出そうとする時に膝の周り全体が痛むようになったのです。

そこで困り果てたYさんは、パソコンの口コミサイトで評判が良かった、東葉コンディショニングに来院されました。この頃には歩くだけで両膝に痛みが出ていました。

待合で座っているときのYさんが立ち上がるときの様子を見ていたのですが、身体を前側に倒しそこから膝に手をついて、ももの前側の筋肉を使って起き上がっていました。

まず座った状態で以下の動画の動きをしてもらいました。

この動きは座ったままで上半身は動かさず骨盤を前後に転がす動きなのですが、Yさんは骨盤から上全部が一緒に動いてしまっていました。

恐らく1日中ソファに座っていることで骨盤が寝てしまった状態で固まってしまったのでしょう。

この骨盤が寝てしまっている状態ではお尻と太ももの裏側の筋肉は伸びきってしまい、使うことができないのです。

それなのに酷使している筋肉を余計に筋トレで負荷をかけてしまい、膝の周りまで痛くなってしまったというわけです。

まずは、骨盤が前後に動けるように正しい腰の部分の反りが作れるように調整しました。それだけで、膝には触れずに歩行時の膝の痛みはなくなりました。

今度は過度に緊張してしまった膝周りの筋肉の緊張をとり、それから痛みなくうつ伏せで膝を伸ばしたまま太ももを上げる検査ができるようになりました。

確認すると、やはりお尻の筋肉は全く使われず太ももの裏側の筋肉だけに力が入っていました。

次に以下の動画の体操をしてもらいました。

この体操を行った後で足をあげてもらうと、まず最初にお尻に力が入ってから太ももの裏側に力が入るようになりました。

この状態で椅子から立ち上がってもらうと右膝に微かに痛みがあるくらいになったのです。

まだ、骨盤の可動性も完全には解消されておらず特に右側の部分の動きが悪かったので、2回目以降もその部分を調整していきました。

3回目には自分で先ほどの2つの体操がスムーズに行えるようになり、骨盤が前傾しお尻から力が入って太ももの裏側で立ちあがれるようになったことで、椅子から立ち上がる時の膝の痛みは全く出なくなりました。

いかがだったでしょうか?

椅子から立ち上がる際に膝の周りに痛みがあるという方はこの記事に載っている検査を行ってみて下さい。

検査をやろうとしてもできないし、やろうとすると痛みがあってできないという方は、自分では解決することが難しくなっているかもしれないので是非当院にご相談下さい。

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