肩が前に出ている人の肩こり首痛頭痛、治そうと思って逆に 悪化させてはいませんか?

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肩が前に出ているからといって、逆に肩を後ろに引きすぎて余計に悪化させてはいませんか?

今回は肩が前に出ている人の肩こり首痛頭痛について書きます。

肩が前に出ている状態は肩甲骨の位置が通常の位置より前側にあります。

腕の重さは体重50キロ位の人で3キロ程あるのですが、肩甲骨が正しい位置にあればその重さを骨格で効率よく支えることができます。

ですが、肩の位置が通常より前側にある方は筋肉を使って支えなければなりません。

例えば、少し前屈みになって腕をぶらんと下げてみて下さい。首や肩の後ろ側に筋肉のこわばりや緊張を感じてきませんか?

肩が前に出ている人は、このような負担を首や肩の筋肉にかけ続けているのです。

そこで、肩が前に出ているからといって自分で後ろ側に肩を戻そうと意識してはいませんか?

でも逆にそれが肩こりや首痛を悪化させてしまっているかもしれません。

この記事を読むとその理由がわかります。

◆肩が前に出る状態を治す間違った矯正法

まずはこの動画のように壁立ち検査をしてみて下さい。

壁立ち検査では背中が壁につくのが正しい姿勢です。

この時、皆さんの肩はどの位置にありますか?

下記の写真のように腕がついている肩甲骨が前に出てはいませんか?

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「私は日頃から姿勢が悪くならないように、しっかり胸をはっているから肩もしっかり壁につく」
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そう思っている方、ちょっと待って下さい。肩が壁につきすぎてはいませんか?

どういうことかというと、本来肩甲骨の位置というのは胸郭に対して前側に30度傾いているのが正しい状態なのです。

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つまり壁と肩の腕の骨との間には30度位の隙間がなければいけないということです。

今度は肩を背骨の方に向かって内側に引き寄せてみて下さい。

背骨と肩甲骨の間に筋肉の緊張を感じませんか?

この状態で胸の前側が突っ張るという方は前側の筋肉が収縮している可能性があります。

また、後ろに肩を引き寄せようとして腰を反らしてしまうという方もいるかもしれません。

果たして、この肩を後ろに引いた状態で1日過ごすことができるでしょうか?

例えできたとしても、首肩背中周りの筋肉はガチガチに固まってしまっていることでしょう。

これが、肩が前に出ている状態を治そうとして余計に悪化させてしまう間違った矯正法なのです。

一時的にストレッチをする為にこういった姿勢をするのが良い場合もありますが、土台となる胸郭などの影響があると逆効果になることがあります。

力を抜いた状態でもこの正しい肩甲骨の位置を保てる姿勢を作り出すというのが重要なのです。

それでは肩が前に出ている姿勢で慢性の肩こりと頭痛を抱えていた20代Yさんの症例をご覧下さい。

◆肩が前に出ている姿勢を筋トレで治そうと思って余計に悪化させてしまったYさんの症例

Yさんは子供の頃から姿勢が悪いと言われ、肩が前に入っている状態でした。親が猫背矯正バンドを買ってきて肩を後ろに引っ張ったり背中の筋肉を鍛えようとしましたがどれもうまくいきませんでした。

中学生位から慢性の肩こり首痛、頭痛に悩まされ頭痛薬が手放せなかったそうです。

その後、大学を卒業しYさんが仕事に選んだのは1日中パソコンを使うデスクワークだったのです。

当然のことながら、肩こりや頭痛は今まで以上にひどくなりました。それでも一生懸命肩を後ろに引こうと頑張り続けました。

肩甲骨を引き寄せる筋肉がないせいだと思い込み、重りを使って筋トレで肩甲骨を内側に引き寄せようとした結果、吐き気と肩周りの激痛で会社を休んでしまう状態になったのです。

見兼ねた会社の上司が、東葉コンディショニングを紹介し来院されました。

東葉コンディショニングに来院したばかりのYさんの上半身は、鉄板が入っているかのように固まっていました。

首をひねる時も身体ごとひねらないと向けない状態で、呼吸は浅く夜も1時間に1回は起きてしまうという状態でした。

Yさんの身体は肋骨の下側が出っ張っていてそのバランスをとる為に肩が前側に出ている状態でした。

初回は全身の緊張を和らげるために、全体のバランスを整えることで
数年ぶりにその日はぐっすり眠れるようになりました。

ここから1週間毎日東葉コンディショニングに通院しました。まずは全体を整えながら胸郭に動きを出す為に呼吸を使って胸郭周りの筋膜をリリース。

次に肩甲骨が正しい位置におさまるように背骨に可動性を出し、胸椎が伸展できるようにしました。

それから肋骨の下の部分の出っ張りを戻すように矯正し、肩甲骨が動かなくなってしまいその動きをかばって間違った使い方をしている首と肩の筋肉もリリースしながら正しい動きを覚えさせていきました。

長年こり固まった部分も徐々に解れていき、多少肩の違和感は残ったものの仕事に行けるようになりました。

その後も正しい座り方と仕事の合間のストレッチを指導し、肩が前に出ている姿勢が改善されると1ヵ月後には1日中パソコン仕事をしていても肩こりも出なくなりました。

肩が前に出ている人はただ後ろに引くだけでは良くなるどころか逆に悪化させてしまうことがあります。

壁立ち検査をして肩が30度以上、30度以下の方、また30度でも壁と腰の間が手の平が一枚以上入ってしまう状態で肩こり首痛頭痛でお困りの方は、是非一度東葉コンディショニングにご相談下さい。

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著者プロフィール

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小橋悟
子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 整体の仕事に興味を持つ。また、自身のひざの故障や人間関係に 悩んだ経験から「ココロとボディケアの プロフェッショナルになり社会に貢献したい」 という想いが強くなる。解剖学や運動学の本を読むのが趣味で、テキスト作りからセミナー講師までをこなしている。

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