脊柱管狭窄症術後の方が生涯自分の足で歩ける方法を教えます 

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今回は脊柱管狭窄症の症例を基に生涯自分の足で歩きたいという方に知ってもらいたい正しいカラダの知識をお伝えします。

皆さんは少し歩くと脚に痛みやシビレが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる(間欠性跛行)症状を伴う脊柱管狭窄症をご存知でしょうか?

脊柱管狭窄症についてはこちらの記事をご覧下さい。

脊柱管狭窄症の約70%は70歳以上という統計があるので、原因は運動不足?老化のせい?と思われてしまうのですが、必ずしもそうではありません。

この症状が出ている方で東葉コンディショニングに来院される方は、昨日まで毎日1万歩くらい歩いていたのに、今日突然歩けなくなったという方が非常に多いのです。

なぜ、そうなってしまうのか?それはカラダについての正しい知識を理解していなかったからです。この考えは生涯自分の足で歩きたいという方にも共通しています。こちらをご覧頂き正しい知識を得ることで、それらを防ぐことができるようになります。

それでは、腰部脊柱管狭窄症で東葉コンディショニングに来院された70代女性Yさんの症例を基にお話していきましょう。

◆腰部脊柱管狭窄症で手術後に再発した70代女性のYさん

70代女性のYさんは6~7年前から右股関節から足の指にかけてシビレと痛みがあり、整形外科で脊柱管狭窄症と診断されました。

1年前から症状が悪化し痛みとシビレで15分くらいしか歩けなくなりました。結局手術をすることになったのですが、術後足の痛み自体はなくなったもののシビレ自体はとれませんでした。

それから、運動をしなければと毎日犬の散歩を1時間するようになりました。その半年後、再び右臀部から足の指にかけて突然痛みが出始め、シビレも強くなっていきました。

東葉コンディショニングに来院する3ヶ月前には座っていても立っていても寝ていても痛みが出るようになり、手術をする前よりひどい状態になってしまいました。

Yさんには整体施術だけではなくこの症状に対する3つの正しい知識を理解してもらいました。

◆脊柱管狭窄症の手術後の方も知ってほしい正しい3つの知識

①運動をすれば筋肉がついて痛みやシビレがなくなるわけではない

Yさんは、手術後筋肉をつけなければまた痛みが出てしまうと思い込み、シビレや多少痛みが出ても毎日のように犬と散歩をしていました。来院された時のYさんの右臀部は、左とは比べものにならない程固くなっていました。常に右側に痛みがあったので上半身は右側に負担をかけないよう無意識に左側に傾いていました。

また、足が真っ直ぐ前に出ず下半身を上半身で引き上げる歩き方になっていたのです。

左足を着く度に左側に上半身が傾いた状態で歩き続けたことで、結果的にYさんは歩く前より悪い状態になってしまったのでした。

来院時Yさんのカラダは右臀部の固さに加え、全体的に左回旋していました。Yさんの生活背景を聞いてみると、元々右肩が痛かったため寝るときは常に左を下にして寝ていました。目が覚めたときもその状態だったそうです。以前お仕事で工場勤務をした時は右足でペダルを踏むような機械を何十年も操作していました。

このような生活習慣が身体の歪みを作ってしまった要因の一つだと思われます。

東葉コンディショニングに初回来院された際はこの左回旋の歪みをとることを主眼におき、全身を調整。特に左臀部の筋緊張をリリースすることで常に出ていた痛みは半分以下になりました。運動をして筋肉をつければ痛みやシビレが解消されるわけではないのです。

②痛みやシビレは蓄積された期間や負担の度合いによって回復するスピードが変わる

年をとれば避けられないのが骨の変形です。高齢者の70%に脊柱管狭窄症が見つかったというデータもあるくらいなので、痛みやシビレがない方でもある程度年齢を重ねていけば変形してしまうのはやむを得ません。

当然その周りの組織自体の状態も悪いので、回復には時間がかかるということがあります。脊柱管狭窄症の方は長くても半年、またはそれ以上かかってしまうケースもあります。

ですから、東葉コンディショニングでは何分立っていると、何メートル歩くと痛みやしびれが出るのか?など、問診で現在の状態を細かく把握することで整体施術後の変化を確認していきます。

整体施術の際、この体勢がとれなかったのにとれるようになった。ここまでしか足首が曲がらなかったのがここまで曲がるようになったということも一つの変化です。そういうことを積み重ねていくうちに痛みで15分しか歩けなかったのが20分歩けるようになったという状態につながっていくのです。
 
Yさんは初めは痛みで寝れないところから始まり、4回目の整体施術後には痛みなく寝られるようになりました。その後歩けるようになってきたら、今度は左の膝の内側が痛むようになりました。これは正しい歩行ができるようになり、歩幅が広がった為です。

今まで右足をかばった歩き方で負担がかかっていた左膝の内側の筋肉が、膝を伸ばせるようになったことで筋肉が伸ばされ、一時的に痛みが出ていたのです。このように症状を抱えていた期間が長ければ長いほど、他の痛みが出てしまうことがあるのではじめのうちは動きすぎに注意です。良くなっていく過程の出来事なので心配はいりません。

このように蓄積された期間が長ければ長いほど回復するには時間がかかります。痛みやシビレが出た場合、自分のカラダの状態を理解するということがとても重要になるのです。

③痛みやシビレがなくなったらもう同じ痛みやシビレが出ないわけではない

すっかり歩けるようになったYさん。痛みとシビレは出なくなったものの元々背骨自体が器質的に曲がっていたので、その後はこの良い状態を維持するために1ヶ月単位のメンテナンスで東葉コンディショニングに通院することになりました。

そして、同じ日にYさんと入れ替わるようにNさんが東葉コンディショニングに来院されました。Nさんは半年前に脊柱菅狭窄症で来院され3ヶ月前に痛みとシビレがなくなってから来院されなくなっていた方です。

良くなった後で大事なことがあります。それはもう同じ状態にならないように予防することです。痛みがなくなったからといって、もう2度と痛みが出なくなるわけではありません。

同じ1ヶ月でも活動量で負担の差もありますし、気候の変化も身体に影響を及ぼします。

日頃から身体の歪みを整えておくと、そういった変化にも対応できる身体になり、例え痛みが出たとしても良い状態に戻るスピードが早くなるのです。

このことはYさんに限ったことではなく、他の症状の方にも当てはまります。生涯自分の足で歩きたいという方はまず、自分のカラダに歪みがないかを知る必要があります。

下記の動画のエクササイズを行ってみて下さい。
(マクラがない場合はタオルを丸めて足首の部分に置きます)

右の方が回しやすいけど左の方が回しにくい、右の方があげやすいけど左の方があげにくいなどの左右差はありませんか?
そもそも足が動画のようにうまく動かないかもしれません。そういった方は歩けば歩くほど将来歩けなくなる可能性があります。

正常がわからなければ、異常がわかりません。動画のような動きができない方は痛みが出ていない場合でも一度ご相談下さい。

皆さんが生涯自分の足で歩く為の一歩になることでしょう。

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著者プロフィール

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小橋悟
子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 整体の仕事に興味を持つ。また、自身のひざの故障や人間関係に 悩んだ経験から「ココロとボディケアの プロフェッショナルになり社会に貢献したい」 という想いが強くなる。解剖学や運動学の本を読むのが趣味で、テキスト作りからセミナー講師までをこなしている。

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