睡眠時の姿勢のポイント

今年も梅雨の時期がやってきましたね。

気圧の変化が大きい梅雨時は、体調不良を訴える方が増えます。梅雨時の体調不良は、梅雨前からの予防、特に自律神経を整えておくことが大切になります。

自律神経の乱れを整えるためには、

・リラックスしてゆっくり入浴する

・散歩やストレッチなど適度な運動をする

・しっかり睡眠をとる

等、心掛けるようにして下さい。

 

この睡眠ですが、私も若い頃は「寝ている時間がもったいない」「2~3時間寝れば十分だ」などと、寝る間も惜しみ、仕事や遊びに励んでいた頃もありましたが、年齢とともに睡眠不足は身体に大きなダメージを与えることが身にしみてわかってきました。今回は、この睡眠の中から、当院に来院される方で質問の多い「睡眠時の姿勢」について書いてみたいと思います。

 

◆寝ているときに大切な姿勢・・そのポイントは?

最近、本屋さんのビジネス本コーナーに行くと、睡眠に関する本を多く見かけるようになったと感じます。

仕事やスポーツでパフォーマンスを最大限に発揮するために、脳と身体のコンディション作りは最重要課題で、そのために睡眠を学び、睡眠の技術を身に着けることは今や常識になっています。

 私たちは1日の約3分の1を睡眠に費やします。

この寝ている間の姿勢が、身体の疲労回復などに大きく影響しているのです。

では寝る時の姿勢のポイントは何か?

1.「背骨を安定させる姿勢を取る」

2.「自然な寝返りが打てる環境」

になります。

 

1.「背骨を安定させる姿勢を取る」

背骨を走る中枢神経は、体内の主要器官のすべてに直接つながっているので、背骨が変に歪んだまま寝ていると、脳と身体の情報のやり取りに支障が出てしまいます。

背骨にとって一番負担が軽減され、最適な姿勢は仰向けで寝ることです。

但し、枕が高すぎると頸椎が屈曲し背骨の自然なカーブが歪んでしまったり、眠っている時は唯一、脳へ向かって血流を必死に送り込まなくてもいい時間ですが、頭が高くなることで脳への血流が悪くなります。

 胎児のポーズと呼ばれる横向きで寝るのが好きという方も多いのでは?

横向きで寝る場合は、肩からお尻が一直線になって背骨がまっすぐ歪みがない状態が理想になります。

枕が高すぎたり、腰が沈んでしまうような柔らかいマットレスや布団を使っていると、体圧分散に偏りが出て背中や腰に負担が掛かり疲れやだるさが残ってしまうので注意が必要です。

2.「自然な寝返りが打てる環境」

個人差はありますが、成人で一晩20~30回程度寝返りを打つと言われています。

同じ姿勢でずっと寝ていると、どうしても特定の部分に負荷が多く掛かり、筋肉疲労、血液やリンパ液の循環が悪くなったりします。

寝返りは、身体を圧迫から解放し、血液やリンパの循環を正常に戻し、身体の疲労を回復させます。

重力の中で生活する人間は、筋肉や背骨、関節などに常に大きな負担が掛かり、身体に歪みが生じていますが、寝返りの動作をすることで、身体が自然にストレッチされ歪みを調整し、寝ている間に整体をしている効果を生み出します。

我々は、人生の約3分の1を毎日寝る布団の上で生活しています。

・しっかり寝ているのに疲れが取れない

・朝起きた時、腰が痛くて中々動き出せない

などでお悩みであれば、当院の施術を受ける一方で、寝具の見直しをしてみても良いと思います。

睡眠・食事・運動が自分で出来る最も効果のある健康法であるのは間違いのないことです。
是非、健康で楽しく生活していくために寝具を一度見直してみたら如何でしょうか?

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著者プロフィール

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加賀谷慶太
「カラダの不調で苦しんでいる人の助けになりたい」という思いで千葉県八千代市に東葉コンディショニング八千代院を開院。その後、千代田区東神田にも東葉コンディショニング東京院を開院。 八千代院、東京院合わせて年間2万回以上も施術する整体院になる。独自の整体療法「QPR法」で高齢の方からスポーツ選手まで幅広い年齢層の方を健康に導く。書籍「腰痛解消!神の手を持つ15人」へ3回連続掲載。日本テレビの「スッキリ!」や千葉テレビなどメディア出演も精力的に行う。

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