痛みやシビレを引き起こす「椎間板ヘルニア」 その原因や改善・予防法とは?

近年、仕事やプライベートでパソコンやスマホを使う機会が増えたことで、猫背やストレートネックなど、カラダが歪んでいる、姿勢が悪い人が増えています。「いつも腰が重く痛い」
「首や肩が凝りやすい」
という方も少なくないと思います。
そのような症状があっても「休めば良くなるだろう」「揉んでおけば良くなるだろう」と考えていませんか?

 

「なかなか良くならず、日が経つにつれて痛みが強くなってきた」、「なんかいつもの痛み方と違う」なんて方は、実は姿勢が崩れることによって起こりやすい症状「椎間板ヘルニア」かもしれません。
今回は、椎間板ヘルニアが起こる原因、痛みの特徴、自分でできる解消法や予防法についてご紹介していきます。

 

◆椎間板ヘルニアの仕組みと症状

まず、椎間板ヘルニアとはどのようなものでしょうか?

背骨は、首から腰にかけて24個の椎骨と言う骨が連なっています。その椎骨の間にはクッションの役割を担う椎間板があります。

椎間板の90%は水分と言われていますが、姿勢が崩れることによって椎間板に強い負担がかかり押し出されてしまうため、中の髄核が外に飛び出してしまう状態の事をいいます。そして、飛び出たヘルニアが神経に触れることによって、片側の腰や足に痛みやしびれなどの症状が出ます。

 

 

◆椎間板ヘルニアが起こる原因とは

椎間板ヘルニアは椎間板に強い負担がかかることによって起こります。その原因として

①背骨が丸まったような姿勢で長時間過ごしている

②一日の大半を立ったまま過ごすような立ち仕事

③慢性的な睡眠不足

④長期間に及ぶ強いストレス

などがあります。
本来、背骨はこのようにカラダのバランスを保つために、腰部が反れ、胸部が丸まり、頚部が反れている生理湾曲と呼ばれるカーブを描いています。

 

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この生理湾曲が正しい位置にあると、重力でカラダにかかる負担を背骨全体で吸収することができ、椎間板へ強く負担がかかることはありません。

 しかし、背骨が丸まったような状態になると、カラダを骨格ではなく筋肉で支えることになり、常に筋肉に力が入った状態になります。そのことで、筋疲に疲労物質が溜まってしまい、痛みの原因になってしまいます。

また、筋肉だけではなく、腰椎にも強い負担がかかった状態になり、椎間板が圧迫されヘルニアを引き起こしてしまう傾向にあります。

立っている時間が長いと、常に背骨に体重が乗ったままの姿勢になり相当な負荷が腰にかかるため、ヘルニアが発症しやすい傾向にあります。

 

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写真のように、猫背でのパソコン作業などは椎間板に負担の掛かった状態が長い間つづきます。椎間板が潰れて押し出され、神経に触れて症状が出てきてしまうのです。

また、椎間板ヘルニアの原因には、睡眠の質も関係性があります。

睡眠はカラダの機能を回復させるために重要なものです。
横になることで背骨にかかる体重の負荷も軽減され、疲れた身体をリセットすることが出来ます。

睡眠不足でカラダの機能が回復しないまま負荷をかけ続けると必然的にヘルニアに。睡眠不足のストレスなどから、更に他の症状が出てしまうこともあります。

 上記で説明してきたように、椎間板ヘルニアの痛みがひどくなる原因は、生活習慣の中に隠れていることが多くあります。

症状を悪化させないようにするためにも、原因として考えられる姿勢やカラダの使い方、睡眠時間の確保やストレスをカラダの中に蓄積させないようにすることで、より早い症状の改善や予防に繋げることが出来ます。

 

◆腰椎椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアを起こしやすい部位として、腰椎と頚椎があります。まずは、腰椎椎間板ヘルニアの症状について説明します。

背骨には、脊柱管と呼ばれる管があり、その中を馬尾神経が通っており、腰椎から走っている神経は、主に下半身につながっています。

 

腰椎椎間板ヘルニアを引き起こし、周りの神経に触れることによって

・ヘルニアが起きている箇所の痛み(腰痛)

・太ももやふくらはぎの痛み、しびれ

・足指先の痛み、しびれ

などがあります。

軽度の症状だと、特定の動作や姿勢で痛みやしびれが出るというパターンが多いです。

重度の症状になると、常に痛みやしびれが続き、歩行が困難になるほどの状態になることもあります。

 

◆頚椎椎間板ヘルニアの症状

次に、頚椎椎間板ヘルニアの症状について説明していきます。

頚椎椎間板ヘルニアの症状は多岐にわたり

・首や肩の痛みや張り、違和感

・腕のむくみや痛み、シビレ

・顔面神経痛

などがあります。

 

軽度だと、首・肩・腕のハリや違和感程度の症状ですが、重度になるにつれ、首・肩・腕の痛みやシビレ、顔面神経痛などの症状も出てきます。

重度になると、カラダの様々な箇所に症状が出ることがあるので、上記のような症状が見られる場合は、頚椎椎間板ヘルニアを疑った方が良いでしょう。

 

◆椎間板ヘルニアの改善・予防法とは

上記でも説明しましたが、椎間板ヘルニアは背骨に強い負担がかかり、飛び出した椎間板が神経に触れることで痛みやシビレを伴う症状です。

椎間板ヘルニアを改善するには、背骨のカーブを正しい位置に戻し、椎間板に強い負担を掛けないようにすることが重要になります。

 

椎間板ヘルニアの治療として、飛び出した椎間板を切り取る手術もありますが、それだけでは再発の恐れがあります。

飛び出した椎間板を取ったとしても、その原因となっている背骨の歪みや椎間板への強い負担を引き起こしている生活習慣を正さないと、また再発して椎間板ヘルニアの症状を引き起こしてしまう恐れがあるのです。

 

 

◆一般的な椎間板ヘルニアの治療法

ここで、椎間板ヘルニアに対する一般的な治療法を紹介します。

椎間板ヘルニアの一般的な治療方法は大きく2つに分けることができます。

手術をするか・しないか。

この2つです。

 

【手術をしない保存療法】

 

・患部を極力動かさないよう安静にし、進行を食い止める。

 

・痛い部分をあたため、血液の循環を促すことを目的とした温熱療法。

 

・痛みの出ている部位に直接麻酔を打ち、一時的に痛みを無くす。

 

・コルセットなどの着用

 

等があります。しかしこれらは、症状を悪化させないようにするための療法ですので根本的な原因の改善には繋がりません。

 

【手術による治療】

 病院で椎間板ヘルニアと診断され、通院する中で症状がなかなか良くならない場合は手術を勧められることがあります。

 椎間板の中にある髄核が飛び出して、神経に触れるため痛みやしびれが出ているので、それを切り取る手術です。かなり大掛かりな手術のため身体に大きく負担をかけてしまう上に、その後の入院やリハビリの期間が長く、仕事や家事を休まなければならず、再発の恐れもあります。

椎間板ヘルニアの根本的な原因は、その方の生活背景にあることが多いので、たとえ手術を行っても生活習慣や痛みの出る原因を理解して正していかなければ、また再発してしまう可能性が高いのです。

 

 

◆東葉コンディショニングでの椎間板ヘルニアへの施術法

 

椎間板ヘルニアを改善し、そして再発させないようにするには、その原因となっている、椎間板に負担をかけている日常での姿勢や、そこから起きるカラダの歪みなど、日常生活の改善から行わなければならないのです。

 東葉コンディショニングでは、施術前のカウンセリングから

・  どこに痛みがあるのか

・  日常生活でどのような姿勢や動きを多く取っているのか

・  どのような生活リズムなのか

・  どのような食事をとっているのか

など、その方の症状の原因をより細かく見つけ出し、早期改善へとサポートしていきます。

施術では、症状の出ている部位だけでなく、カラダ全体の歪みを整え背骨の歪みを正し、椎間板への負担を軽減させ症状を改善させます。

また、一人ひとりにあった生活習慣改善のためのアドバイスや、ストレッチ、正しい姿勢のアドバイスなど再発しないカラダになるようにサポートします。

 

ここで、実際に椎間板ヘルニアで来院された方の症例をいくつか紹介します。

 

【過去に2回、椎間板ヘルニアにより寝たきりに】

腰痛で5年前と1年前の2回、1週間程寝たきりになった経験があり、病院で椎間板ヘルニアと診断された30代男性 千葉県八千代市。

病院でもらった薬を飲みリハビリを受けるも改善されず、1週間前からまた調子が悪くなり、右側の腰部、股関節に痛みや重さを感じるため、当院に来院されました。

 

1~2回目の施術では、カラダ全体の歪みを取り、椎間板のストレッチなど椎間板ヘルニアに対する手法を行いました。施術直後から痛みが少なくなり、4回目の施術後は痛みが無くなりました。

その後数回の施術で重さも無くなり、日常生活で気にならないまで回復されました。

 

【椎間板ヘルニアによる腰痛と足のシビレ】

1年前から腰椎椎間板ヘルニアに悩まされ来院された30代女性 東京都千代田区。

 

今までは、腰痛も足のシビレも時折感じる程度だったのが、3、4ヶ月前からの腰痛と右側の足の甲、左側の股関節周辺、足の甲に常にしびれを感じる状態でした。

最近は、下半身のむくみも気になるとのこと。

整形外科で痛み止めの薬や牽引を受けるも症状が改善しないため、当院に来院されました。

 

 

1回目の施術では、からだ全体の歪みを取った後、椎間板のストレッチや骨盤周りの関節の調整を中心とした施術を行い、施術後、腰の痛みと左足のしびれはなくなり、右足のしびれは70%改善しました。

その後、数回来院され、6回目の来院時には、右足の指先にたまにシビレを感じる程度になり、10回目の来院では痛みもシビレも無くなりました。

現在も、予防のために月に1回来院されています。

 

 

【200本の注射でも治らなかった頚椎椎間板ヘルニア】

1年前から首の左側から肩甲骨の外側にかけて痛みが強く、左腕の付け根の部分、左の乳腺のあたり(わきの下)の痛みに悩まされ来院した50代男性 千葉県八千代市。

 

1年前に急に痛くなり、病院に行き痛み止めの注射を4本、週1で1年間続け、飲み薬も3種類飲んでいる状態でした。

症状が良くならず、注射や薬を飲まなくてもいい生活をしたい!とのことで来院されました。

 

1回目の施術では、カラダの歪みを取った後、緊張の強かった首周辺をゆるめるように施術を行い、施術後、痛みはなくなりました。

 

2回目の施術の前は左首から肩甲骨にかけて痛みがある状態でしたが、左腕の付け根と左乳腺は、普段気にならなくなっていました。そしてなんと!薬は飲んでいないとのこと!

施術後、その痛みも無くなりました。

 

3回目の来院時では、左肩甲骨の内側に痛みがある状態でしたが、施術後は痛みが無くなりました。

 

4回目の来院時では、特にどの部分にも痛みが出ることは無くなったとのことでした。

首周りの緊張や今まで痛みが出ていた部位にこわばりがある状態でした。

施術では、全身のバランス調整をした後に、緊張の強い首周りを緩めるように行い、施術後は、緊張が取れました。

 

そして、その後も定期的に来院され8回目の来院時には痛みはなくなり10回目の来院時では強張った感じも無くなりました。

 

「様々な治療をしても治らなかったのに、本当に有難うございます!」

と喜ばれていました。

現在も、予防のために定期的に来院されています。

 

◆  椎間板ヘルニアの改善・予防ストレッチ

 

ここで、腰椎椎間板ヘルニアと頚椎椎間板ヘルニアの改善・予防のストレッチをご紹介します。

 

・腰椎椎間板ヘルニア改善・予防ストレッチ

①「コツバンコロコロ体操」

②「足組み法」

椎間板ヘルニアの原因になる椎間板への負担は、骨盤やカラダの「歪み」が大きな原因になります。このストレッチでは、骨盤の歪みを簡単に自分で整えることができるものなので、ぜひやってみて下さい!

 

 

③・頚椎椎間板ヘルニア改善・予防ストレッチ

 

さらに!このストレッチも行うことで、カラダ全体の歪みを整えた後に、頚椎のストレッチを行うことが出来ます。

道具を使う無理なストレッチではないので、安全に行うことが出来ます。

こちらもぜひやってみて下さい!

 

椎間板ヘルニアを起こしてしまうと、日常生活に支障が出るほどの痛みやシビレが出ることもあります。「私は大丈夫だろう」と思っていても、些細なことが原因で起こることも・・・。

椎間板ヘルニアで悩んでいる方はもちろん、なんとなく腰に違和感がある、腕や首が重いなど、カラダの不調でお悩みの方は、お気軽に当院までご相談下さい。

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著者プロフィール

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野島 勇次郎
私も子供の頃に大きな怪我をして、「どこで治せばいいのかな?」と悩んだことがありました。
私は地元にあった治療院で治してもらいましたが、そこに通った理由は、担当になった先生の「必ず治します!安心してくださいね」と言葉をかけて頂いたことと、施術だけでなく、症状の原因をはっきりさせるために親身になってカウンセリングをして頂いたことです。
また、ほかのことで悩んでいるときも相談に乗ってくれたりもしていました。笑

その出会いがきっかけで私も整体師になったのですが、やはりその先生と同じように、体の不調で悩んでいる人の助けになりたいと思っています。
自分では気づけないような些細なことがその症状の原因になることもあります。
そういったところまでアドバイスさせていただきますし、何か不安なことがあれば何でも聞きますので、安心して任せて下さいね。

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