ランナー膝の原因は足のアーチにあった?

最近、街を歩いているとよくランニングをしている人を見かけます。皆さんの中にもランニングを習慣的に行っている人は多いのではないでしょうか?実は世界的に見てランニングは最も競技人口が多いスポーツで、日本でも1000万人以上の人がランニングを行っています。競技人口が多いだけに怪我をする人も多くなっています。特に多いのが「ランナー膝」という膝の疾患です。今回はこのランナー膝について紹介していきたいと思います。

 

◆ランナー膝の症状

 

そもそもランナー膝とは、ランニングが原因で起こる膝周辺のスポーツ障害の総称で、様々な症状が含まれています。特に多い症状が、走る時に自然に行っている膝の屈伸運動を繰り返すことで、腸脛靱帯が大腿骨外顆(だいたいこつがいか)と擦れて炎症(滑膜炎)を起こす腸脛靭帯炎です。特に長距離を走るランナーに多く発症します。

 

この症状の特徴は、膝の外側に痛みが出ることで、走っているとき・走り終えたとき・患部を指で押した時に痛みが出ます。走っていると痛みがあり、休むと治ります。しかし、症状が進行していくと、徐々に痛みが大きくなり、休んでも痛みが引かなくなります。

 

このランナー膝になってしまう原因の多くはオーバーユース(使い過ぎ)と言われています。過度なランニング時間、距離、筋肉の柔軟性の低下(ウォーミングアップ不足)、休養不足などが原因で身体に負担がかかりすぎてしまうために起こりやすいです。

これらに当てはまる人は自分に無理の無いペース、距離、時間でランニングをするように気をつけましょう。

 

◆ランナー膝の原因・・実はオーバーユースだけではない!?

 

先ほどランナー膝の原因がオーバーユースにあるという事を書きました。しかし、実は「ランナー膝」の原因はオーバーユースだけというわけではありません。

オーバーユース以外で考えられる原因とは、足部の動きが悪くなっていること(可動制限)です。走るのに一番大切な足がうまく使えていないことで、ランナー膝のように膝に痛みが出ることがあるのです。

 

人の足は体重を支えるためにアーチ型の構造をしています。


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踵と拇指球、小指球の三点でカメラの三脚のようにバランスをとっているのです。しかし、この点でバランスがとれていないと、本来カラダのバランスを支える足のアーチが崩れてしまうため、足首の動きが悪くなり、背屈動作(足を蹴りだす動き)を正しく行なうことが出来なくなってしまいます。

この蹴り出すという動作が上手くできていないと、走った時や歩いた時の衝撃が吸収されなくなり、膝に直接負担が掛かってしまいます。また、足でバランスを取ることが難しくなってしまうため、他の部分に余計な力が入ってしまいその結果、痛みが出てしまうのです。

つまり、ランナー膝は単純にオーバーユースだけが原因ではないのです。

 

 

◆東葉コンディショニングでの考え方

 

足部は身体の全体重を支えている部分ですが、足うらのアーチがバランスを保つために大きな役割を担っています。現代人は靴での生活や運動不足により約84%の人が、このアーチが崩れているといわれています。このアーチが崩れることにより膝の痛みや変形以外にも腰痛、股関節の痛みや変形、背中痛、肩こり、冷えやむくみ等、身体の様々な部分に悪影響を及ぼしてしまいます。

当院では、整体施術で足部のアーチを形成するように歪みを整え、動きの改善を図っています。重心を正しいポジションにキープし、足裏にアーチを取り戻していくことで、強く健康な足になっていきます。そうすることで、カラダ全体のバランスが良くなり、膝の痛みだけではなく様々な症状改善の原因を取り除いていくことにつながります。

 

いかがでしたか?

このようにランナー膝はオーバーユースだけでなく、足部のアーチが崩れていることも原因として考えられます。黙っていると痛くないけど、走ると膝の痛みが取れないという方、その他、膝にお悩みを抱えている方はお気軽にご相談下さい。

身体の痛みやコリ・歪みでお困りの方は、年間2万回の施術実績を誇る「からだの専門院」へご相談ください。

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著者プロフィール

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岡山茉未
整体師として日々痛みでお困りの数多くの来院者さんをサポートする傍ら、日本ダンススポーツ連盟の強化選手として活躍したダンス経験を活かし、身体のバランス向上、柔軟性がアップするストレッチ指導に力を入れる。「簡単しながらエクササイズ」など書籍・雑誌の監修、テレビ等メディア出演なども精力的に行っている。

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