変形性膝関節症の原因と対処法とは!?

「最近、膝が痛くて歩くのも辛い。」膝の痛みを訴える人は、年を重ねるにつれ増えていきます。膝は、荷重関節の一つであり、身体の重みがかかっている関節です。長年、身体の重さを支えながら、歩く、走る、しゃがむ、ジャンプするなど膝関節を酷使することが原因で痛みを引き起こしてしまうのです。

そんな膝関節の痛みの原因で多いのが変形性膝関節症。今回は、変形性膝関節症の原因や特徴、治療法などについて説明していきます。

◆変形性膝関節症って何!?

膝関節は、大腿骨と脛骨をつなぐ関節であり、その2つの骨の表面は、骨と骨がこすれ合うのを保護する関節軟骨に覆われています。

また、膝関節の間にあり、クッションの役割を果たす半月板、膝関節を包む関節包、関節包の中は関節の動きをスムーズにする関節液、関節液を生産する滑膜によって膝関節は形成されています。

変形性膝関節症は、半月板や関節軟骨がすり減り、骨と骨がむき出しになり、変形していくといった症状のことです。

すり減ったり、けばだったり、切れた半月板が異常な動きをして、滑膜を刺激することによって炎症や痛みが生じると考えられています。

 

◆変形性膝関節症で来院された60代男性のケース

 定年後、大学まで続けていたテニスを再開したが、通い始めて半年で右膝が痛くなり、病院に行ったところ、変形性膝関節症と診断されました。ヒアルロン酸注射を6回受けましたが変化は出ず。我慢してテニスを続けていたところ、通常の歩行でも痛みが強くなってきた為、通っていたテニススクールを中断し、当院に来院してこられました。

両足が外側に開き気味で膝の関節の内側に痛みが出る。膝を曲げる動作で痛みが発生する状態でした。

高校時代に左膝の半月板を痛め、 半月板の一部切除手術を受けていて、特に左膝は歩行中に関節が外れてしまうような感覚がある状態でした。

股関節から先の足のラインが真っ直ぐになるよう、各関節の関節調整を行い、施術3回目で座っているところから立ち上がる動作の痛みが無くなりました。

その後、2週間で軽めのランニングが出来るようになり、2ヶ月後にはテニススクールに復帰!

現在も予防の為に2週間に1度定期来院されています。

 ◆変形性膝関節症になりやすい人とは?

 変形性膝関節症になりやすい人の特徴として

 ・肥満の人

・O脚、X脚の人

・高齢の女性

・立ったりしゃがんだりする動きが多い仕事をしている(引っ越し、運送業、職人など)

 が考えられます。

まず、肥満の人が変形性膝関節症になりやすい理由として、単純に膝にかかる負担が大きくなるという事が考えられます。

O脚の人は、膝関節の内側に強く負担がかかるため、変形性膝関節症になりやすくなります。X脚の人は、膝の外側に強く負担がかかるため、同じように変形性膝関節症になりやすいです。

高齢の女性に多い理由として、

・男性に比べ、筋肉量が少なく、関節に負担がかかりやすい

・骨盤の構造上、女性の方がO脚になりやすい

という事が考えられます。また、ヒールを履くと膝への負担が大きくなるので、そのような理由からも、女性の方が変形性膝関節症になりやすいのです。

立ったりしゃがんだりする動きが多い仕事をしている人は、膝関節を酷使してしまうので、膝関節への負担が多くなり、変形性膝関節症になりやすいのです。

 

 

◆変形性膝関節症の症状とは?

 

変形性膝関節症の痛みの出かたには、大きく分けて、軽度、中等度、重度の3つの段階分けられ、異なります。

 

 

軽度での特徴

・立ち上がる時に膝が痛んだり、こわばる。

・動き出しが痛い。

 

中等度での特徴

・膝を曲げられない。

・正座ができない。

・階段の上り下りで膝が痛む(特に下り)膝に水が溜まる。

 

重度の特徴

・じっとしている時も痛む。

・夜寝ているときに痛みで目が覚める。

・膝の曲げ伸ばしが難しい。

・歩くときに膝が横揺れする。

・歩行が困難になる。

 

このように、症状の進行によって痛みの出かたも変わってきます。

軽度での痛みを感じた方は、症状が悪化する前に治療を受けることをオススメします。

 

 

◆変形性膝関節症の病院での治療法

 

病院での治療法として、手術による治療と、手術以外による治療があります。

手術による治療では、人工膝関節を入れる治療や、高位脛骨骨切り術といった治療があります。

手術以外の治療法は、運動療法や炎症を抑える薬による治癒があります。

 

◆変形性膝関節症に対する東葉コンディショニングの施術の考え方

膝に限ったことではありませんが、病院などでは症状が出ている部分に治療をする「対症療法」を行います。

しかし、東葉コンディショニングでは、その症状の原因に対して治療する「根本療法」を行っています。

変形性膝関節症への施術法として、下肢のアライメント調整を行うことが効果的だと考えられます。

変形性膝関節症は、膝の内側や外側に負荷がかかっていると起きやすいです。その負荷の原因となるのが下肢アライメントの歪みなのです。

股関節から先の足のラインが真っ直ぐになるように、膝だけでなく下肢全体のバランスを整えることによって、膝にかかっていた過度な負担が軽減し、症状を抑えることが出来るのです。

 

変形性膝関節症は、スポーツを頻繁に行う人や、上記で紹介した様に高齢の方や肥満の方に起きやすい症状です。1日の終わりにゆっくり湯船に入るなどのケアをしないと、症状が起きやすくなるかもしれません。

痛みを出さないためのケアと、痛みが出た時の正しい対処法の参考にして頂けたらと思います。

著者プロフィール

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東葉コンディショニング
東葉コンディショニングでは、「痛みと戦うあなたを全力でサポート」を合言葉に、病院や他の治療院に行っても症状が改善しないとお困りの方々と日々向き合っています。独自の整体技術「QPR法」とはクイック・ペイン・リリース法の略で、一般的な筋肉を押したり揉んだりする施術とは違います。優しくカラダをゆらゆら揺らしながら安心感を与え、体の芯からゆるめ歪みやねじれを解消させていくのが特徴的です。安全で効果の高い施術法なので、乳児から高齢者、デリケートな妊婦さんまで、また手術を考えるほどの重症の方も多く来院し違いを実感しています。

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