変形性股関節症で痛みがある方必見!

変形性股関節症の痛みを放っておくと、将来自分の脚で歩けなくなるリスクを負うことになります。今回は変形性股関節症についてお伝えします。

 

◆変形性股関節症によって起こる症状とは?

 

変形性股関節症によって起こる症状は

■初期では脚の付け根や 臀部(でんぶ)、膝の上部のこわばりや重さを感じる。

■歩き始めや長時間の歩行、階段の昇降で痛みが出る。

■腰からの坐骨神経痛が出る場合がある。

■炎症が強く関節に水(関節液)が溜まったり、関節が損傷している場合には強い痛みが出る。

■股関節の骨(大腿骨と臼蓋)の変形が進行し進行期から末期になるにつれ、動きが制限されて痛みも強くなり、筋力も低下する。

■長距離の歩行や階段の昇降、しゃがみ立ちが困難になる。

など、初期、進行期、末期へと推移するうちに徐々に日常生活が制限されていきます。皆さんに股関節を指さしてください。と言うと腰だったり、腿の外側だったり色々な所を指さす方が多く、構造がよくわかりにくい部位ではないかと思います。この機会に股関節の構造について学んでみましょう。

 

◆股関節の構造と変形性股関節症

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股関節の構造は骨盤(腰の骨)と大腿骨(ふとももの骨)の継ぎ目にあたり、骨盤側のおわん状の臼(うす)のようなくぼみ「寛骨臼(かんこつきゅう)」に、大腿骨の先端の球状の頭のような部分「大腿骨頭(だいたいこっとう)」がはまり込んでいます。このような形状の関節を「球関節」「臼関節」と呼び、前後左右斜めと色々な方向に動かすことができるのです。

骨盤側のくぼみ(=寛骨臼)も、大腿骨の先端部(=大腿骨頭)も、いずれも関節軟骨という弾力性のある組織に覆われていて、関節が滑らかに動くようになっています。骨盤側のくぼみ(=寛骨臼)は深いおわん状で、広い面積で大腿骨頭と接して体重を受けるので負荷が分散されて、クッション役の関節軟骨もすり減らずに長く使い続けることができるのです。この関節軟骨がすり減り、骨同士がお互いにこすれ合うために、関節が変形するのが変形性股関節症です。

股関節は関節包(関節を包む袋状のもの)や靭帯、筋肉などにより支えられており、簡単には外れないようになっています。強靭な構造を持つ股関節が変形してしまうということは相当な負担が股関節に掛かっているということなのです。

 

いかがでしたか?変形性股関節症についてわかってもらえたでしょうか?

次回は変形性股関節症の施術方法についてご紹介します。

著者プロフィール

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小橋悟
子供の頃から母親のカラダの不調を見ていて、 整体の仕事に興味を持つ。また、自身のひざの故障や人間関係に 悩んだ経験から「ココロとボディケアの プロフェッショナルになり社会に貢献したい」 という想いが強くなる。解剖学や運動学の本を読むのが趣味で、テキスト作りからセミナー講師までをこなしている。