妊娠中・産後の起床時の腰痛!寝返り時の腰痛!共通点はなに?

出産後、すぐに始まる赤ちゃんのお世話。ところが、夜中に授乳やおむつ替えのために起きようとした時に腰が痛くて・・・なんてことはありませんか?

妊娠中から腰痛はあったけれど、子どもが生まれたら治ると思ってた・・・。

また、妊娠中はなんともなかったのに、産後急に腰痛が出てきた!なんて声もありますよね。今回は産後のママにありがちな骨盤トラブルについて確認してみましょう。

 

◆あなたの痛みは起床時と寝返り時、どちらで起こる?

 

日中はなんとか動けるけれど夜寝ていて寝返りができない、とか、しばらく動いていれば気にならなくなるけど起床時の動き出しがツライ、などの痛みを抱えていませんか?

これらは産前・産後の「骨盤のゆがみ」として片づけられてしまいがちですが、いわゆる「ゆがみ」だけではなく、「ゆるみ」が関係している場合があります。

女性の体内では妊娠中~産後にかけて、リラキシンという靭帯をゆるめるホルモンが分泌されます。これにより出産時に骨盤が開き、赤ちゃんが産まれてくる通り道を確保できるのですが、筋力が低下した現代人にとっては、リラキシンの分泌が骨盤をゆるめ過ぎてしまうことがあるのです。

そのため、靭帯ではなく筋肉で骨盤を固定している状態の方は、ちょっとカラダを休めて筋肉が弛緩すると骨盤が不安定になってしまうため、起床時や寝返りで腰痛が出るケースがあるのです。

 

◆寝返りも起床時も、腰痛の原因は仙腸関節にある?

 

では、骨盤が緩み過ぎている場合はどうしたらよいのでしょうか?

根本的には靭帯のゆるみに堪えられるだけの筋力をつける事と、リラキシンの分泌終了を待つことです。けれども、「今」痛い人にとってはそこまで待っていられませんので、根本解決を待ちつつ、「応急処置」をしてみましょう。

ゆるみ過ぎであれば、固定してあげれば良いのです。

仙腸関節の動き過ぎが原因となる寝返りや起床時の起き上がりに出る腰痛への対応はこちらです。

 

①   仰向けで両膝を立てて、仙腸関節を両手で固定する。

②   しっかり固定した状態で、軽くお尻を浮かせる⇔戻す を5~6回繰り返す。

☆②.jpg

 

日中起きている際は、①仙腸関節を固定し、②軽く足踏みをすることで同様の効果が得られます。

できれば固定の前にある程度、下記のストレッチで骨盤のゆがみを整えたいですね。

 

 応急処置とはいえ、効果的で、何より手軽にできます。

産後のホルモンバランスが整うまで、しばらく時間はかかりますが、その間なんとか乗り切って下さいね!

 

※産前産後は体調が変化しやすい状態です。特に妊娠中の方は無理をせず、必要に応じて主治医の先生にご相談ください。

著者プロフィール

著者アイコン
福嶋靖子
「家事や育児疲れで困っているママさん達の力になりたい」という想いで、自身の育児経験と整体師としてのノウハウを活かした施術やアドバイスは、ママさん達から熱い支持を受けている。2児の母。

関連記事