低気圧の日に起こる体調不良を何とかしたい!眠気もスッキリする方法教えます。

低気圧が近づいてくると必ず体調が悪くなるという方って多いですよね。2008年度の一年間の雨の日(降水日数)は全国平均で117日。何と一年のうち3日に一度は雨の日です。雨の日の度に体調が悪くなるという方は週のうち2~3日は気分が優れないことになります。これは堪りません・・・。今回は、天気が体調に与える影響を探り、対処法も提案していきたいと思います。

 

◆低気圧ってそもそもどういうこと?

最初に中学校の理科の授業を思い出してみましょう。気圧の話は気候や天気の授業で出て来ます。「空気は気圧の高いところから低いところに向かって移動します。」というフレーズを理科の先生から聞いたことがある筈です。低気圧だと高気圧の場所から大量の空気が地上に流れ込み、地上で温められた空気が上昇気流を発生させ、上空に移動した空気は冷やされ、水蒸気が液体となって雨が降るという原理です。だから低気圧だと天気が悪い=雨の日となるのです。

 

さて、低気圧の話に戻ります。人間が地上で生活をしている限り、平均して1気圧=1,013hPa(ヘクトパスカル)の気圧を全身に受けています。1平方センチメートルあたり約1キログラムの気圧ということになりますから親指の爪ぐらいの面積に1キロの重りが載っているという計算になります。そんなに圧が掛かっていたら体が押しつぶされてしまうのでは?と思いますよね。でも、実際には押しつぶされません。人間の細胞は気圧に対して、この圧力と同等の力で押し返しているために押しつぶされることはないのです。からだってスゴイですよね。では、次に低気圧が体調に与える影響について話しましょう。

 

◆低気圧はどのように体調に影響するのか?

低気圧だと大気から細胞に掛かる圧力が低下し、全身が膨張します。(大気から全身を抑えつけている力が弱まる)この膨張によって血管やリンパなどの体液の流れが生む圧力(血圧など)も低下する為、天気がよい時よりも血行不良を起こしやすい状況になります。例えばホースで水を撒いている時、ホースの口を潰して(圧を掛けて)撒けば、水流が強くなります。周囲からの圧が強いと水流が増す、という原理が血管で起こるということです。低気圧の場合は体に掛かる圧が弱まるので全身の流れが悪くなる。つまり、

低気圧=血流・リンパなどの体液の循環不良 → 体調不良を引き起こす

という原理です。

 

また体は低気圧や、酸素が薄い、暗いなどの微妙な変化を感じ取り、自律神経が活動より休息モードに入りやすくなります。その結果、眠るなどしてからだを休めよう、意欲を低下させようというなどの副交感神経が優位になります。雨の日は一日中眠気を感じるという人はこうした反応を体が起こしているということです。

 

◆低気圧による体調不良、眠気対策にオススメの呼吸法

低気圧による体調不良の対処法は自律神経をうまくコントロールするということになります。今回は自律神経のバランスが整えるための、腹式呼吸の正しいやり方をお教えします。

 

<腹式呼吸のやり方>

1.  仰向けになって、リラックスする。

2.  両膝を立て、肩幅程度に開く。

3.両手をお腹の上に載せて、手の重さを感じながら呼吸を行う。

※手の圧は呼吸による腹部の上下を感じる程度で、押さないようにする

※息を吸うときは鼻からお腹に大きく吸い込む。息を吐くときは、口からゆっくりと長く

  吐くようにする。

腹式呼吸.jpg

 

騒々しくない場所であれば、座ってやっても有効です。座って行う場合は4拍で吸って8拍で吐く、といった呼吸法も有効です。腹式呼吸は起床時行う事をお勧めします。

 

低気圧の体調不良は「低気圧」という外的要因によるものですので、コントロールするのは大変です。しかし理由や原因が分かれば、対処も違ってきますよね。今日から出来る腹式呼吸で、からだを元気に変えていきましょう!

 低気圧が原因で起こる気象病についても書いていますのでこちらも参考にしてみてくださいね!

著者プロフィール

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湯山卓
整体師としてトップクラスの施術実績を誇り、様々な症状の方に対応してきました。施術現場で培った経験を活かし、来院者さんのリアルな声を記事にしてお届するよう心掛けています。

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